RICOH 300s(その2)

その1はこちら

実家で発見したパパタブのカメラを使ってみることにしたわけですが、デジタルカメラを使うようになってからもう15年近く経つのでフィルムカメラの勝手がわかりません。
ましてや相手は電池の要らない完全機械式。はてさてどうしたものか・・・。

まずは観察ということで、レンズ部分。

RICOH 300s(その2)


書かれている数値から想像するにシャッタースピード、絞り、焦点の3つがダイヤルで調整できるようです。
ファインダーを覗いてみると中心部の像がかすかに二重になっていました。焦点のダイヤルを回すと片方の像が左右に動いてもう一つの像と一致したり離れたりします。
調べてみるとこれ、3点式というらしく、像の合ったところが所謂ピントのあっている点とのことでした。
いやはや、ミラーレスが0コンマxxx単位のオートフォーカススピードを争うこの時代にマニュアルフォーカスであります。

RICOH 300s(その2)

あと驚いたのがシャッタースピード。
全く電気が要らないと言うことはマイコン1つ搭載していないってことなんですが、ダイヤル操作で確かにスピードが変わります。全て機械仕掛け。わっ、これ、すごい。ザ精密機械。このデジタルな時代、ハイテクなんだかローテクなんだか・・・。

写真を撮るためにフィルム買わなきゃいけません。
これが苦労しました。フィルム。コンビニにもディスカウントストアにも売ってないんだもの。
今時はカメラ屋さんか大きなホームセンターでないと手に入らないんですね。
24枚取り2本セットを購入。1,000円いかないくらい、結構高いんですね。
 
RICOH 300s(その2)
 
早速フィルムを入れるのに挑戦。
 
これまた苦労しました。
15年以上前の記憶だけを頼りにやろうとしたんですが、当時ですらフィルムをポン付けして蓋をすれば写真機のほうで巻き取ってくれていたんですね。だから完全手巻きの機械式はどうやったらいいものかサッパリわかりません。
 
RICOH 300s(その2)
 
フィルムを軸に挿し、ちょっと出してどっかに引っかけて、蓋を閉じて巻き取れるようにしなければならないんですがこれが全くうまくいかんのです。
 
RICOH 300s(その2)

 
軸をセットするのでまず苦戦。
巻き取れるようひっかけるのでさらに苦戦。蓋を閉じてもフィルムが全く動く気配無し。
蓋開けてフィルム引っ張り直して蓋閉じて・・・の繰り返し。結局2本フイルム駄目にしてしまいました。
 
RICOH 300s(その2)
 
ようやく引っ掛ける場所発見。巻き取り側の溝に突っ込むんですね。

準備するだけで散々手間暇かかったRICOH 300S。果たして写真は撮れるのでしょうか?
そして撮ったフィルム、ちゃんと巻き戻せるんでしょうか・・・?

つづく

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Posted by Maktab. at 2014年04月27日21:49

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