タワレコCD

六本木での熱い夜(アルコール無し)の翌日、自宅へ帰る途中に新宿タワーレコードに寄りました。
 
このタワレコも学生時代によく寄っては視聴したり買って帰ったりしてました。
特に邦楽よりも上の階にある「World Music」のコーナーが大好きで、アラブ歌謡やらアイリッシュトラッドやらロマ音楽を試聴しては一人ニヤニヤしてたもんです。当時は金無かったからあんまり買えなかったけど。
 
当方物心ついたときには世の中すっかりコンパクトディスクだらけだったのでレコード世代には偉そうなこといえないのだけど、それでも音楽が「配信」されちゃう今日この頃にはついていけないお年頃。ええい、おっさんはやっぱりCDを買いたいのだ!
というわけでやってしまいました、大人買い。
 
タワレコCD
 
左上は昨年50周年を迎えたRolling Stones「LADIES & GENTLEMEN」
テクニシャン、ミック・テイラーが加入し、オリジナルの楽曲も冴え渡り、のりにのっていたストーンズのDVDなのだ。
最近昔の作品を売り出すことに積極的なストーンズ。その戦略に見事にはまり買ってしまいました。
だってほしかったんだもの、ミックテイラー時代のライブDVD。
テイラーの超絶テク。
それに嫉妬するキース・リチャーズが奏でる唯一無二のリズム。
そしてそれを支えるチャーリーのドラム。
黙々とベースを弾くビル・ワイマン。
その上に乗っかって(まだボイトレとかダンスの練習を始める前だから)自由奔放に叫ぶミック・ジャガー。
いやあ、最高。 
映像と声が合ってなくてアフレコがばれちゃったりしてても気にしない。
「Dead Flowers」には思わず男泣きです。
 
で、その右隣はBuddy Holly & The Cricketsのアルバム集。
以前買ったBuddyのベスト盤が良かったので購入しました。
しばらくソロ活動しているワタクですが、理想のバンド形態は歌とウクレレ1人、ベース1人、パーカッション1人なのです。
つまり、クリケッツなのです。
なのでこのCDも絶対好き。間違いなく好き。
CD4枚入りで総曲数が100を超えてるけど飽きずに聞くこと間違い無しです。
 
右端はBuddyつながり、Buddy Guy『LIVE AT LEGENDS』
ブルースのライブCDであります。
名前を聞いたことがあるくらいだったBuddy Guy氏を初めて観たのはストーンズの映画「SHINE A LIGHT」にて。
強烈なシャウトとおっさん臭さ、そして汗臭さ全開のギターソロに痺れました。
あまりの臭さにキース・リチャーズも自分のギターをお土産に渡しちゃったほど。
このCDもジャケット見ただけで臭ってきます。プレイヤーで回したら回したで異臭騒ぎです。
 
右下はETTA JAMESのベスト盤(Fortune cookie / 水戸Cafe202 のりょんさんではありません)。
この人のCDも初めて買いました。
Chuck Berry氏の還暦を祝うイベントにて、あのBeatlesもカバーした氏の名曲「Rock'n'roll Music」を強烈なダミ声で
歌い上げ、氏をして「俺の彼女だぜ!」と言わしめたのがこの人ETTA JAMESです。
その時の印象が強かったのでCDでも全編ブルーズでブイブイという感じかと思ったら、意外にもきれいな歌声で
胸に響くような歌を聴かせてくれています。いい声です。
 
ちなみに上記の還暦イベントは「Hail Hail Rock N' Roll」という映画になってDVDも出ています。
奇人チャック・ベリーとそれに振り回される(けどChuckが大好きだからぐっと我慢する)キース・リチャーズという
何とも不思議な構図で展開する強烈におもしろい映画です。
 
さて、その左にあるド派手なジャケットはRachid Tahaの2009年作品、『BONJOUR』。
アルジェリア生まれのフランス人で若い頃はアラビヤ語でパンクロックをやっていたという経歴の持ち主。
彼とその音楽についてはまた後日。
 
そしてThe Clash『SANDINISTA!』
「おいおい巻きタブ、パンク風情がサンディニスタを聞いてないとはどういうことだだ!」と諏訪に引っ越した穂高の重鎮から怒られそうです。すんません。
買ってなかったんです。だって、2枚組CDで高かったんだもの。
値段が高いとキッズ達が買えない、だからレコード3枚組でも1枚の値段で売るんじゃい!とレコード会社を振り切って1枚分の値段で売った結果、売れば売るほど貧乏になったってのが当時のClashを物語る美談なんだけれど、
CD2枚組で再リリースされた途端に4,200円とか高い値段で売るんだもの。キッズには買えなかったんですよ重鎮。
時代は流れて2013年。音楽配信の波に押されてCDは安くなりました。時代は変わりました。なんとSANDINISTA!が2,000円ですよ。
 
そんなわけで、しばらくは音楽漬けの日々を過ごします。







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Posted by Maktab. at 2013年01月26日12:00

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