
10月11日、出身大学へ行ってきました。
元々別の用事で東京へ行ったのですが丁度キャンパスで学園祭があるというので寄っていくことに。
ここにはワタクの恩師、奥田敦先生がいらっしゃいます。
入学2週目で研究室の門を叩き、巣立つ日までずっと師事。
ゼミでの研究、卒論、修論はもちろんのこと、学生生活やアルバイト斡旋、恋の悩み、人生指導など本当に親身に相談・指導してくださいました。
就職できずに弱音を吐いていた時には愛の鞭をもらったことも(手は出てませんが)。
本当に、恩師なのであります。
それなのに、それなのに、
大学を出てから10年ほとんど連絡もせずに全くの不義理をしていました。全くダメな男です。
どれだけ説教されるのだろうかとビクビクしながら研究室へ行ったのですが、先生は昔と変わらずに温かく受け入れて下さいました。
さあ座って、と研究室へ入れて下さいました。
約15年前、着任したての新任助教授だった先生。
そこへ押しかけた入学一年生のワタク。
あの時も、さあどうぞ、と座らせてくれたっけ?
今や教授となり、キャンパスや学会でリーダー的な役割を持つ先生。
有志で細々とやっていた研究会は今やキャンパス内で一大勢力となり、キャンパスの外でも知る人ぞ知る知的集団となっていました。

研究領域のニュースがあると各方面から電話で問い合わせがあるとか、
今いる学生はこんな研究をしていてこんな結果が出ている、とか
世界各国から色んな学生さんがこぞってやってきてるとか、
先生、嬉しそうに喋る喋る。
ワタクの成長ぶりを見せつつ今やっていることのお話をば、と思ってたのですがね・・・笑

かつて一緒に学んだ仲間達の消息も聞きました。
世界各地で研究を続けていて、ある人はインドにいてガンジーの母国語で研究者をやっているとか、ある人はセネガルとフランスを往復しながら通訳・研究者として大活躍だとか、ある人はキャンパスに残ってインドネシア語を教えている、ある人には既に先生のカリキュラムの一部を任せている、等々。
まあ、皆さん、出世なさって・・・。
ワタクなんてヒラのサラリーマンですからね。しかも会社、1回潰れたし。
正直羨ましい気持ちはあります。
自分も10年前、研究室に残る選択をしたらみんなのようになれたんじゃないだろうか・・・?
否、なってなかったはずだ。
あの時、10年前、このままでは先に進めないと結論づけたからこそ研究室を後にしたのだ。
色々苦労もあったけれど今の生活を手に入れ、大切な家族と暮らしている。
先生や当時の仲間に怒られちゃうかもしれないけれど、10年前には得られなかった充実感や達成感、「自分の居場所はここだ!」という感覚を今の仕事、生活、ウクレレ活動で得ている。特にこの1~2年、ホントに感動が大きいし、こうなってほしいなあと思っていたとおりに物事が動き始めている。
それを否定してどうすんのよ。
100年後に名を残すのは彼らかもしれないけど、多くの人にとって幸せをもたらす物かもしれないけど、大変素晴らしいことだけれど、それはそれ、だ。
自分が決めたことに自身持って行こう。
なんてことを思った学舎訪問でありました。
これからは不義理せず、ちょくちょく訪れようと思います。
追伸:
なんと学生当時の写真が研究室に貼ってありました。
ビックリ!!
