3/14 「まのす」ライブ






ライブのお知らせです。
昨年9月に登場した「まのす」さんがマイシャトーに再び登場!

ホワイトデーであります。
男性陣は贈り物片手にご来場下さいませ。
どんな贈り物?そりゃあ物でも、歌でも、心でも!

日時:2015年3月14日(土) 夕方19時半~
 場所:松本市松原『Live&Dining Bar マイ・シャトー』
 料金:席代無料(投げ銭制&ワンドリンク&どんどん食べてね!)
 内容:演奏お披露目
     みんなでセッション ・・・基本は自由。
 
それではみなさん、待ってマース。

Posted by Maktab. at 2015年03月06日22:07

「ナツアカネ」レビュー

デイジー☆どぶゆきの新作『ナツアカネ



1曲目『虹を描こう』の冒頭「ラララ...」の歌声が聞こえた瞬間、これまでの作品とは位相の違う音だと気付く。

一言で表現するならば「モノラル」ではない「ステレオ」のデイジー☆どぶゆきである。
もちろん実際の録音をモノラルでしたと言うことでは無く、伝えられる音楽の位相において。

圧倒的なライブパフォーマンスの氏。ライブにこそどぶゆきの真骨頂がある。
一方でスタジオアルバムはライブを切り取る事ではなく、ライブではできないことを徹底的に作りこむことによって送り出されてきた。

普段ライブでの構成は基本はどぶゆき(Vo. Uke)で、バンドを組んでいたころはバンドメンバー、ソロになってからはスポットでのサポートメンバーが1~2名つく程度。当然できることも音の数も限られる。
一方レコーディングであれば無限大にバリエーションが可能になる。人数も構成も自由。
そうやって作られてきていた。

今回も同じ手法であるのだが、明らかに位相が違う。
その理由について考える前に氏の過去の作品でどのように作りこみが行われてきたかを振り返ってみたい。


『手づかみの風』 

プラグ・デイジー時代の作品。
ここ作品ではてっこ(チェロ)という強烈な個性がデイジーと並び立っている。

リードボーカルも楽曲提供もデイジーなのだけれど、てっこのチェロやコーラスは私が主役だといわんばかりである。
音の大きさやアレンジにもてっこの意向が強く反映しているように思われる。
たとえば『デイジー・マーチ』は氏の愛称が曲名に入っているにもかかわらずてっこのチェロとスキャットが主役だ。
『なつくさ』での「おんころころ」や「はいーやさーさ」と念じるところなんかも。
ややもすればデイジーが消されてしまうが氏も負けじと主張する。
そして二人がせめぎ合うことで化学反応が生まれている。
たとえば「スター・カマロ」の歌い出しで「Yeah」を重ね合わせるところ。
それでいてとっ散らかっていないのは、二人が当時持っていた音楽性のようなもの:アコースティック楽器、哀愁、郷愁、がそれほど離れていなかったからだろう。


『グレープフルーツムーン』『特急ダディ』

てっこと袂を分かつことになりソロ名義で活動を始めた氏だが、傍らには常にベーシスト、ポマードマンがいた。
このポマードマン、前面に出る性格ではないがデイジーの特徴をよく知り、氏の良さを引き出すサポートをしている。
例えば『レレ・ハッピーデイ』『流星群の夜』ではサスティーンの短いウクレレの隙間を絶妙に埋めているし、『しんかんせんのうた』では「はやい」「おそい」の二言で見事に愉快で間抜けな楽曲に仕立てている。

当時、氏はポマードマンを「素晴らしい僕の舞台装置」と呼んでいた。
まさにその通りで、ポマードマンが舞台装置としての役回りを果たしているからこそ、2人の共演で成立する音楽でありながらソロ名義として納得できる作品となりえた。


『太陽の瞳、夜蛾の唄』

諸事情でポマードが脱退。
完全にソロとなった氏が試行錯誤の末作り上げた前作である。
ここで氏は手持ちのアイデア(曲想、主題、歌詞、奏法、楽器構成etc)をこれでもか、これでもかと詰め込んでいる。
自身の陰と陽を示すかのような『太陽の子』『ミズアオ』、おそらくわが子の事を歌っていると思われる『ぼくのこせんきょう』、エンターテイナー・どぶ
ゆきの極致ともいえる『ハイブリッド・ラヴァー』、そしてルーツを語る『古鼠川唄』。
全曲で複数のウクレレ、自身の歌に加え様々な音を添えて、曲によっては自身の歌やウクレレ演奏を抜いてまで自身の曲想を具現化せんとしている。
脳内にあるどぶゆきバンドの具現化。まさにウクレレ歌唄いの面目躍如である。


さて、『ナツアカネ』である。
12曲中、新曲が8曲(うち1曲はバージョン違い)で再録が4曲。
インスト含め、どの作品も素晴らしい歌である。

しかしながら冒頭で述べた通り、音の位相がこれまでと違う。
可能な限り定量的な説明をするのであれば、音が今までよりもはるかに多い。

これまでの作品は音楽好きの少年が集まってワーワー言っている、いわばスキッフルバンドのような雰囲気だった。
音の少なさは物足りなさかもしれないが反面一つ一つの音が鮮明になる。
だからデイジーも、てっこも、ポマードマンも、はっきり見えた。
その意味でモノラル的だった。

一方今回の作品は腕のあるホーンセクションが大幅に参加したリズム&ブルーズであり、ビッグバンドのようだ。
氏の楽曲が非常にバラエティに富んだ音で見事に彩られ、飾り立てられている。
沢山の音が響いている。だからステレオなのである。

聞けば今回、第一線で活躍する素晴らしい方がアレンジャーとして参加していると聞く。そのお蔭なのだろう、
今回はデイジーの個性に何かをぶつけて化学反応を起こすものでも、あるいはうまく惹きたてるというものでもなく、
氏の個性をキーデバイスとしつつも他のツールも積極的に活用し全体のパッケージとしてよい作品に仕上がっている。

だからなのだろうか、どの曲も聴くものを祝福するかのような暖かさに満ちている。
新録である『虹を描こう』『オモエサンライズ』は希望にあふれ『ナツアカネ』『浜に咲く』は哀しくも先を感じさせる余韻に満ちている。

また氏の作品は大抵各曲ごとに曲調の明暗がはっきりしていたものだが、今回はそれが薄い。
再録の曲を聴き比べるとはっきりとわかる。
例えば『特急ダディ』では暗に傾いていた『ハマナスのブルー』が明らかに暖かさを帯びているし、『しんかんせんのうた』からはアンダーグランドな間抜けさが程よく薄まっている。結果として誰にでも聴きやすい作品となっている。

明暗のはっきりしたどぶゆきの個性に何かをぶつけるわけでも無く、かといって前面に押し出すのではなく、どぶゆきを用いて誰もが暖かみを感じる作風へ。
この変化をどう感じるか、昔からのファンには賛否両論あるだろう。

ただ以前からデイジー☆どぶゆきは「ウクレレ音楽」という枠に留まる事を嫌い、歌唄いとして世に広く響くブルーズを出さんとしていた。
また震災後の活動を経て、音楽がいかに人に寄り添うのかについて考えを深めていた。
現時点で氏が送り出す作品として、これは成功なのだと思う。

実はこの作品が上梓されて以降、氏のライブを観ていない。
人づてにライブパフォーマンスにも変化がありこれまで以上に聴くものを圧倒するものだという。

観ねばならない。
年内にまたマイ・シャトーに呼びたいと思う。

Posted by Maktab. at 2015年02月06日22:24

氷餅作り その1

これからの時代を動かすのは熱源と保存食だ!という確信の元、まずは保存食を作るべく動き出しました。

この時期信州で作る保存食と言えばなんてったって氷餅です。

作り方、食べ方の解説はこちら
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091208242189.html
http://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/researcher/060407/


とはいえタブ家では作った実績が無いのでよくわかりません。
インターネットとかみさんの実家からの情報を元に手探りでやってみることにしました。

氷餅は冬の一番冷える時期に作り始めるのがいいということなので、真冬日予報となった28日に作業開始。
準備したのは切り餅と餅米であります。



 
なんでもつきたてのお餅がよいとのことなのですが、作り方を聞く限り餅米洗って餅つきした上でその日のうちに処理しなきゃいけないらしいんですね。会社勤めで一気にここまでするのは結構大変なのです。

来年以降も見越してもし市販の切り餅でできるものならその方がいいだろうと言うことで切り餅でもやってみることにした次第です。
何事もやってみないとね。

餅を紙で包んで、紐で編み上げて吊せる状態にして、数日水につけておく。
まずはここまで。









紙は和紙、紐は藁がいいらしいのですが手元に無いので新聞紙とビニール紐でやりました。
28日の作業はこれでおしまいです。気がつけば0時半でした。







翌29日。
仕事を早く切り上げられたので餅つきに着手です。

まずは餅米をとぎ汁が透明になるまで洗います。
うるち米と同じ要領で、と思ってなめてかかってたらこれが大変でした。
なかなか透明にならないんですね、餅米って。
真冬にこの作業、堪えます。




かみさん愛用のホームベーカリーに「もちつき」機能があったので利用しました。
餅米を30分乾かして、水と一緒に入れてスタート。




1時間半ほどで、



できました!お餅のいい匂い







片栗粉まぶしたトレーの上に移して、適当な大きさに丸めて紙に包んでいきます。









縛って、水の中へ入れて作業終了です。
本日も間もなく0時。ひいい、疲れた。

次の作業は今週末です。

==

追記
かみさんから「もしかしたら水に入れた後そのまま外に置いとくのが正しいかもしれない」という指摘を受け、
切り餅バージョンの方をベランダに出しておきました。






翌日、カチンコチンです。
信州の冬は厳しいです。

Posted by Maktab. at 2015年01月30日22:40

2015年の目標をば




明けましておめでとうございます。

すっかり寝正月を過ごしておりました。
おかげで太りました。食っちゃ寝すればきちんと太るんですね。少し安心するやらがっかりするやら。

「1964年のジャイアント馬場」という本を年末に読み、紅白尻目にジャイアント馬場対ジン・キニスキーの大阪球場決戦をYoutubeで観ました。

そこにいたのはロープに寄りかかってハイキックするアッポーのスローモーな馬場さんでは無く、筋骨隆々の東洋の大巨人、若き日のジャイアント。
「でかい」という身体的特徴を活かしながらシンプルな技だけで試合を組み立て、無尽蔵の体力でリング狭しと駆け回り、相手の良さも引き出しながらお客さんを沸かせる真のエンターテイナーでした。

こうじゃなきゃね。ステージでのパフォーマンスはこうありたい。
うまくやるのではなくて、すごいことをやりたい。
ワタクはそう思うのです。

今年はとにもかくにも猫町です。今年は猫町。
ライブに路上にフェスにと、どんどん出て行きます。
多分ウクレレコンテストもあるし、何とか本戦に行きたい。


張り切って参ります。
皆様よろしくお願い致します。

Posted by Maktab. at 2015年01月06日23:53

RICOH 300s(その3)

その1
http://maktab.naganoblog.jp/e1480384.html

その2
http://maktab.naganoblog.jp/e1483297.html


レンズのダイアルをいじり、一枚撮るたびにジーコジーコとフィルムを巻き取り、
色々なところで撮ってきました。






液晶モニタで確認できないのでうまく取れているかは現像してからのお楽しみなのですが、今回はそもそもちゃんとカメラとして使えるのかも不明なのでドキドキです。
まあやれるだけやってみようととり続けました。
パパタブも一度やると決めたら諦めない人だったしね。

約25枚撮って、巻き戻し。




ここを押すと巻き戻せるらしい。たしかに回るけどちゃんと巻き取れているのかな?
うまく巻き取れていなかったら開けた途端フィルムが焼き付いておしまいだ。
そうならないよう願いつつ、ぐるぐる・・・。





開けてみる。
よかった、巻き取れていた!

現像。
そうそう、現像とプリントを一緒にやるからで同時プリントというんですよね。





撮れてる!




ううむ、全体的に暗い。ピントの合わせ方が甘い。
現在のデジカメとはISO感度が違うってのもあるけど、モニタを見てないから撮る側の技術の問題だなあ。

すぐに確認出来ないし、カメラが重たいから気軽に撮れないし、撮れる枚数少ないし、撮るのも技術が要る。
これは、難しいですよ。
簡単にはいいものができません。
技術と、判断力と、根気が必要で、その上で感性がないといけない。

結婚式でカメラマンに撮ってもらった写真の単価が高いという話をした時に父に言われたことを思い出しました。

「写真館の写真というものは「芸術品」でもあるので高いものなのです、
 しかし一生の思い出を記録してあるものだから長い目でみれば価値のあるものです、
 最近のデジタル写真の発展でそういう価値観も薄れてきてはいますが。」

そうか、そういうことだったんだね。

父のカメラ、RICOH 300s。
このカメラを手に色々な物を撮って回った若き日の父の情熱が、父のぬくもりが伝わってくるようなのです。





父ちゃん、いいカメラだよ。

Posted by Maktab. at 2014年12月28日14:29